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瑞穂
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女性
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4年間巫女として奉仕していましたが、今は普通の仕事しています。
巫女の実情について色々書いていきますが、現実を知って幻滅したくない方は読まないようにして下さい。
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神職の資格を取ったものの、神職として奉仕させてくれる神社がなく、かろうじて巫女でなら雇ってくれる神社を見つけ、そこで4年間奉仕ししていました。 今は普通の仕事をしていますが、当時を振り返り注目度が高い?巫女の実情を嘘偽りなくお話します。
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 巫女だからってお嬢様育ちの人が集まっているわけではないし、普段身内で喋っている分には普通の女子高生や若者みたいな喋り方なんですが、流石に仕事中にはそれなりに丁寧な言葉で話すようにしています。
 しかし、昔はどうだったのか知りませんが、最近では例え中年~年配の方であっても丁寧な言葉で話しても通じない………という事がよくある為、多少グレードを落とすというか、丁寧であることよりも分かり易さを優先して話していました。
 
 祭典中であれば巫女は典儀という儀式の司会進行の役も勤めます(神主さんがやることもあるけど)。祝詞奏上の時には「御低頭下さい」と言って、頭を下げているように促すのですが、これがまた通じない。
 先輩から教えてもらって台詞を覚えるのですが、若い人にはさっぱり通じないし、お年寄りでも理解されない方が多く、「頭を低くして下さい」とか「頭をお下げ下さい」などと言い直す確率が高かったので、最初から「頭をお下げ下さい」と言うようになりました。
 普段「低頭」なんて言う機会がないし、文字で見るならともかく口頭で言っても分かり難いせいもあると思います。

 他には神社に来るならこれくらいは分かってよ………と思うのが、拍手。大勢ではないんですが、多分2~3割の人が分かってません。団体での祈祷や七五三や正月のようにまとめてやっていれば、周囲の人を見て分かるみたいですが、単独だと「?」って感じです。
 その為「拍手を二度お打ち下さい(回数も言わないと駄目なんです)」ではなく、「二回手をお打ち下さい」と言っていました。

 今も仕事で丁寧語や敬語も使うんですが、丁寧すぎて通じないこともあるので、相手にもよりますが程ほどじゃないと駄目かなあと思います。丁寧さを優先した結果通じないのでは本末転倒だし、電話だと聞き取り難いだろうから、まずは正確に伝える事を優先しつつ、丁寧に話すようにしないと。

 今の職場にいる30半ばくらいのおばさん(まだそんな年じゃないはずなんだけど、本当におばさんって感じ)は、丁寧に喋りすぎてしょっちゅう電話でも何でも聞き返されています。意味ないじゃん。
 特に気の短い方相手だと結構キレ気味な感じが。何言ってるかわかんねーよ!って思われているのかも。不自然な程丁寧に喋っているから、営業さんにとってはイラつくのかも知れない。

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