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瑞穂
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女性
自己紹介:
4年間巫女として奉仕していましたが、今は普通の仕事しています。
巫女の実情について色々書いていきますが、現実を知って幻滅したくない方は読まないようにして下さい。
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神職の資格を取ったものの、神職として奉仕させてくれる神社がなく、かろうじて巫女でなら雇ってくれる神社を見つけ、そこで4年間奉仕ししていました。 今は普通の仕事をしていますが、当時を振り返り注目度が高い?巫女の実情を嘘偽りなくお話します。
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 巫女と酒は切っても切れない間柄。
 まあ主な仕事としてお神酒を注ぐというのがありますので。
 平たい杯(かわらけ)に注ぐのですが、かなり量は少なめです。理由としては、飲めない人や日本酒が苦手な人も多いので並々注いでも殆ど残ってしまうからというのが1つ、あとは車を運転して来ている人も多いので、そういう人は飲むフリで終るというのがあります。
 たまに「少ないなあ」と文句を言うおっさんもいますが、そういう時は注ぎ足せば済むので良いのです。それに少ないというクレーム自体滅多に来ないし、少なめに注いでも残っているくらいですから。

 そのお酒、特に銘柄が決まっているのかというとそうではありません。参拝者用のお神酒は総て奉納されたお酒を使っているので、古いのから使っているだけで銘柄はバラバラです。
 ただ奉納されるお酒は何故か剣菱が多かったです。
 価格的に手頃なのかどうなのか………

 奉納のお酒、全てをお神酒で使い切ることは不可能でした。あまり古くなったのを使うわけにはいきませんし(黄色く酸っぱくなります)、結局古くなると神主さん達に無理矢理持ち帰らせます。
 幹部の人程本数が多くなるのですが、神主さん全体として日本酒党がほとんどいないので、更に下の人に押し付けてました。
 まあ持って帰るの大変ですから。
 車で来ている人はまだしも電車の人に1升瓶は辛いですね。
 飲まない人には本当に困るし、料理に使うにしても消費しきれないような。

 それでも余ってしまった分は、仕方がないので流しに捨てることになります。
 特に正月は奉納酒が多く、大勢の参拝客にお神酒を注いでも消費しきれないんです。でも七五三や正月まではもたないし、それまでに使い切ることも出来ない。
 で、七五三用にはまた買うんですけど。
 需要と供給がなかなか上手く行かないものでした。

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COMMENTS
興味深く拝読しました
2008/06/23(Mon)04:36:27
なるほど、そうそう、と思いながら読みました♪
神主だから、納得!
ka 編集 RES
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