http://graphite.blog.shinobi.jp/
神職の資格を取ったものの、神職として奉仕させてくれる神社がなく、かろうじて巫女でなら雇ってくれる神社を見つけ、そこで4年間奉仕ししていました。
今は普通の仕事をしていますが、当時を振り返り注目度が高い?巫女の実情を嘘偽りなくお話します。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
私が見た巫女さんの退職。自分を含めて全部で5人。
トップバッターは私。ごく普通の辞め方です。
うちの神社の場合、毎年秋口になると巫女全員が面談を受けます。何をするのかというと、「来年も続ける?よね?」と確認するのです。
今思うと正社員なのに何でそんな派遣社員か何かのような面談をしていたのでしょう。きっと皆が数年で辞めて行くので、毎年確認していたのでしょうか。
私は4年間巫女として奉仕していました。定年は30歳までで、入社する際は定年まで勤められたらいいなあと思っていましたが、入ってすぐに先輩達の人格に問題を認め、夏頃は本気で辞めようかと思ったりしましたが、それも落ち着いてもう少し続けてみようと思いました。
しかし、収入の面や労働環境にも少々問題があり、30まではやっていられないなあ、と1年目の終盤には考え始めていました。
給料の昇給率等を計算した所、30まで続けたとしても手取りで300万に満たない事に気付いてしまったのが大きな原因だったかも知れません。
1年目は賞与が半分しかないので2年目を見てみると、手取り約240万。30での手取りの推定が約270~280万………。退職金が上乗せされるとはいえ、30にもなってその額はちょっと………と考えてしまいます。
それに30になったからと放り出されても再就職が難しいだろうと考えてしまうし、20代半ばじゃないと大した経験もない状態で転職は難しいだろうと思いました。
なので25か26歳で辞めようと1年目か2年目辺りには決めていました。
最初は25歳で辞めようと思っていましたが、Aさんを矢鱈と妬んでいた先輩Bさんが派手な騒動を引き起こし派手な辞めかたをした為(いずれ書きます)、その騒動の只中では「辞めさせてくれ」などと言えるはずもなく、ずるずると4年目に突入してしまいました。
出来るだけ残る人に負担の少ないタイミングを考えていました。4年目で辞めるのがいい時期だったのです。
翌年以降にすると他の先輩や後輩と同時になりそうだし、何より私がトップの巫女になりかねないのもイヤでした。後輩が非常に仕事の出来ない子で、いっそいない方が仕事減るんじゃない?というレベル。その子と2人残されてそこに新人が………というのは絶対に避けたかった。
それで秋口ではなくて春には退職の意思を伝えて認められていました。そのまま安穏と退職できるはずでしたが、冬の初めになって退職予定ではなかった先輩が退職を希望した為、多少揉めました。
先輩はどういうわけか神主さんに冷遇されており、周囲に他の職員やバイトさんがいる中大声で叱責されたり、仕事中に呼び出されては3時間くらい因縁つけられて説教されていました。
退職すると言った前日にも派手に怒鳴られていたので、おそらくいい加減我慢できなくなったのだと思います。世に言うパワハラでした。辛く当たられたからって辞めるのは意志が弱いとか軟弱だと言う人もいるでしょうが、横で見ていた者としてはよくぞ6年も耐えたと賞賛したいと思います。私だったらさっさと1年で辞めていたでしょう。
先輩が1人消えるということで、私を引き止めようとしていました。
しかし私だって辞めたい!!
横で毎日行われるパワハラの矛先を向けられても困るし、給料低いし、将来が心配だし、家も遠かったので段々体にガタがき始めており、駅で倒れたりする事もあったので、これ以上先延ばしする気は毛頭ありませんでした。
結局辞める間際まで「気は変わらないか?」「もうちょっと続けてみないか?」「本当に辞めるの?」としつこく引き止められましたが、力づくで辞めました。
退職後は神社には1度しか顔を出していませんが、仕事の出来ない後輩と一緒に残された先輩は、新人がまとめて4人も入ってきたこともあり、かなりしんどそうでした。
先輩ごめんなさい。逃げました。
人気ブログランキングへ
トップバッターは私。ごく普通の辞め方です。
うちの神社の場合、毎年秋口になると巫女全員が面談を受けます。何をするのかというと、「来年も続ける?よね?」と確認するのです。
今思うと正社員なのに何でそんな派遣社員か何かのような面談をしていたのでしょう。きっと皆が数年で辞めて行くので、毎年確認していたのでしょうか。
私は4年間巫女として奉仕していました。定年は30歳までで、入社する際は定年まで勤められたらいいなあと思っていましたが、入ってすぐに先輩達の人格に問題を認め、夏頃は本気で辞めようかと思ったりしましたが、それも落ち着いてもう少し続けてみようと思いました。
しかし、収入の面や労働環境にも少々問題があり、30まではやっていられないなあ、と1年目の終盤には考え始めていました。
給料の昇給率等を計算した所、30まで続けたとしても手取りで300万に満たない事に気付いてしまったのが大きな原因だったかも知れません。
1年目は賞与が半分しかないので2年目を見てみると、手取り約240万。30での手取りの推定が約270~280万………。退職金が上乗せされるとはいえ、30にもなってその額はちょっと………と考えてしまいます。
それに30になったからと放り出されても再就職が難しいだろうと考えてしまうし、20代半ばじゃないと大した経験もない状態で転職は難しいだろうと思いました。
なので25か26歳で辞めようと1年目か2年目辺りには決めていました。
最初は25歳で辞めようと思っていましたが、Aさんを矢鱈と妬んでいた先輩Bさんが派手な騒動を引き起こし派手な辞めかたをした為(いずれ書きます)、その騒動の只中では「辞めさせてくれ」などと言えるはずもなく、ずるずると4年目に突入してしまいました。
出来るだけ残る人に負担の少ないタイミングを考えていました。4年目で辞めるのがいい時期だったのです。
翌年以降にすると他の先輩や後輩と同時になりそうだし、何より私がトップの巫女になりかねないのもイヤでした。後輩が非常に仕事の出来ない子で、いっそいない方が仕事減るんじゃない?というレベル。その子と2人残されてそこに新人が………というのは絶対に避けたかった。
それで秋口ではなくて春には退職の意思を伝えて認められていました。そのまま安穏と退職できるはずでしたが、冬の初めになって退職予定ではなかった先輩が退職を希望した為、多少揉めました。
先輩はどういうわけか神主さんに冷遇されており、周囲に他の職員やバイトさんがいる中大声で叱責されたり、仕事中に呼び出されては3時間くらい因縁つけられて説教されていました。
退職すると言った前日にも派手に怒鳴られていたので、おそらくいい加減我慢できなくなったのだと思います。世に言うパワハラでした。辛く当たられたからって辞めるのは意志が弱いとか軟弱だと言う人もいるでしょうが、横で見ていた者としてはよくぞ6年も耐えたと賞賛したいと思います。私だったらさっさと1年で辞めていたでしょう。
先輩が1人消えるということで、私を引き止めようとしていました。
しかし私だって辞めたい!!
横で毎日行われるパワハラの矛先を向けられても困るし、給料低いし、将来が心配だし、家も遠かったので段々体にガタがき始めており、駅で倒れたりする事もあったので、これ以上先延ばしする気は毛頭ありませんでした。
結局辞める間際まで「気は変わらないか?」「もうちょっと続けてみないか?」「本当に辞めるの?」としつこく引き止められましたが、力づくで辞めました。
退職後は神社には1度しか顔を出していませんが、仕事の出来ない後輩と一緒に残された先輩は、新人がまとめて4人も入ってきたこともあり、かなりしんどそうでした。
先輩ごめんなさい。逃げました。
人気ブログランキングへ
PR
COMMENTS